高校の頃、私は日本史の先生になりたかった。
そして、古典の時間も好きだった。
夢はかなわなかったけれど、そのかわり、京都へはよく行った。
登場人物もなかなか個性あり、楽しい。
私が好きな女性は、空蝉。
みな好きな女性たちだけれど。
そして、花開く文化。
京都御所の敷地にも許可申請して入ったが、どこからともなく、牛車から公達が降りて寝殿へあがり、簾の中から女性たちのしとやかな声、十二単の美しいかさねの配色、
黒髪が垣間見れそうな雰囲気である。
料紙にさらさらと綴った和歌。
墨の香り・・・。
このドラマを機に、また仮名を書きたくなった。